プレジャーボート航海記

SARGO31 で楽しむファミリーマリンレジャーと船旅ブログ。以前乗っていた同メーカーのMinor29DCで行った日本沿岸の旅もご紹介。

宜野湾オーナーズカード

2012年3月16日
今日の宜野湾は海上強風警報。従って、海に出る気はない。

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東風なので、宜野湾周りはそれほど波が高いわけではないが・・・。

今日はオーナーズカードができたので取りに来た。
今後、宜野湾マリーナをホームポートにするわけではないが、 臨時会員になっておくと、家から高速で20分ほどだから便利ではある。

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我々の他は誰もいない・・・。

宜野湾の水はもちろん東京湾よりもきれいだが、伊江島や水納島とは比べものにならない。
こちらに来てなんだか藻が着き始めたみたいだ。

台風シーズンに入る前には伊江島に帰りたいと思う。 
それにしても、沖縄って風が強い日が多い。帰りはまた残波岬は波が高いか。

釣り

2012年3月1日 穏かな日となったので、ケンケン釣りに挑戦する事になった。時間は12時から。

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宜野湾は、べた凪。遊漁船も出ているので釣りにはいい日なのかもしれない。

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さくらもたいくつそう。
3-4ノットでGPSに魚マークがあるところを引っ張った。
1時間くらいねばったが釣果はなかった。

温度?潮流?そもそも季節?しかけ?時刻?潮高?
ソナーには魚影らしきものはない。

釣りについてはほんと、知識がなさすぎる。釣れなくて当然なのか・・・。

はじめての一人旅

花粉症を避けるために、豊見城に長期滞在することになった。
日本列島は記録的な寒さが続く。沖縄も北風が強かったが、今日からやっと穏かに。
そこで、伊江島から 宜野湾までルキア号を回航して、ちょこちょこ乗る事にした。
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2012/02/21 09:05 伊江港出発。さくらとまみちゃんはアルピナで宜野湾まで陸路で移動する。はじめての一人回航となった。どきどき。

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出航してすぐに荒れた海に。水納島の横くらいまで来ると伊江島の護りが効かなり苦しい船旅。
しかし、エンジンは快調で、これまでで最高?と思えるくらい。これも機関長の日ごろの整備のお陰です。

IMG_4490IMG_4496残波岬
10:35 残波岬通過。 臆病者の僕は残波岬より2.5マイルほど沖を通過した。
北風の吹くこの日は、岬の北側までが荒れていたが、岬を過ぎると嘘のように楽になった。
機関長によると、残波岬は波長が短く、三角の波が立ちやすいので注意との事。

宜野湾No2
宜野湾マリーナのNo2に近付く。

宜野湾No4
宜野湾マリーナNo4ブイを横に見て・・・

ムーンオーシャンホテル
ランドマークのムーンオーシャンホテルに進路をとって進むと、マリーナの緑ブイが見えてくる。
宜野湾マリーナ入口
マリーナ入口。緑ブイの左は浅瀬。
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11:30 無事到着。もやい完了。この後、すぐにまみちゃんとさくらも到着した。

それにしてもルキアは調子が良かった。
ルキア号は手すりはきれいになっているし、良くみるとトローリングのロッドホルダーらしきものが4本新しく装備されていた。これって、ただうろうろしているだけではなくて釣りでもやればって事?


久しぶりのボート日和

この時期なかなか沖縄は天気が良くないが、23日は絶好のボート日和。

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本部港はこれまで見た中で一番静だった。

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新しいブイができていた。とても使いやすい。機関長さんありがとうございます。

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さくらと一緒にバウに乗る。伊江島の南側の海は凪だった。
エンジンのテスト。とても調子が良かった。
機関長によると、前回の不調はターボチャージャーのタービンの固着が原因だったとか。
ルキア号は、燃料の交換、オイルの交換、燃料フィルターの交換、各種調整も終え、絶好調だ。
マックスで19.5ノットまで出た。

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燃料が少なかったので、伊江島に戻り給油待ち。
まるで夏のような日差し。気温も27度に。給油を待っている間、さくらと泳ぐ。意外に速い。



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カヤックにも乗ったけど、ちょっと動くだけでもたぶん転覆するので中止。以前よりも大きくなったのでカヤックに乗るのは無理になってしまった。

ルキア号に戻って昼寝。いくら待ってもタンク車が来ないので、メーターを確認すると既に燃料は満タンに。遊んでいる間はあっという間のはずだったが・・・。あまりに素早かったので、既に給油されていることに気がつくのに1時間かかった。(まみちゃんちょっとごきげん斜め)

気を取り直して水納島に。
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この時期、水納島には人はいない。信じられないくらい透明な海だ。

しばらく遊んで、伊江島に帰り、4時のフェリーで本島に帰った。
のんびりしたボーティングだった。






豊見城のアジアンリゾート化計画

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豊見城の家の家具をやっと買い揃えることができた。アジアンテイストなコーディネイトが完了。

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キッチンも使いやすくなった。横浜からオーブンとか持ってこなくては。

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玄関には思い切ってタペストリーと絵を。ぐっとリゾートっぽくなった。

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エステルームも作ってみた。沖縄は出張エステが安くて便利。

天候が急に回復したので、明日から伊江島に行く事になった。

燃料フィルターを交換

伊計島という島がある。沖縄本島の東側にある金武湾に浮かぶ。
伊江島のように離島ではなく、橋でつながっているので車で行ける。今日は伊計島のビーチに遊びに行った。

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有料ビーチは犬を連れて入れないので、反対側にある入り江で遊んだ。結構遊べる。

伊計島の奥にはもう一つ、大泊ビーチがあって、そこは犬を連れて入ってもOKだった。
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大泊ビーチの入り口で、有料入口と、ビーチは無料だがシャワーが有料の入り口があるので戸惑う。
ビーチのメンテナンスにお金がかかるのは理解できる。競争もいいが観光地なので争い事は避けてもらいたい。

伊計島内をてくてく歩いたので日に焼けた。

家に帰ると、機関長から電話があり、パワーが上がらない原因はなんとエンジン内のエアーではなく、
<燃料フィルターに水が入ったのが原因>だったとのこと。エアーを抜いたりしたが症状が治まらなかったとのこと。そこでヤンマーに問い合わせて、いろいろチェックを行い、原因が確定した。

燃料タンクから燃料をすべて抜き、燃料フィルターを交換してもらうことになった。といっても機関長に全部お願いしてしまうわけだけど。

トカラ列島の海上で波を受けながらポリタンクから手動ポンプで給油したとき、海水がポリタンクに入り、それがタンク内に入ったと思う。ああいう事(航続距離以上の航海)はできればやらない方がいいな。

伊江島でルキア号の慣らし運転

今シーズンの沖縄は、長期に停滞した複数の台風に続き、秋の前線が活発に。
なかなかボートに乗れる日がない。長い間、ルキアに乗っていない。
ただ、横浜や名古屋ではとっくにシーズンが終わっているけれども、沖縄はまだ乗れるところがせめてもの慰め。
名古屋に帰る前に、伊江島でボートに乗ろういう事になり、今日は伊江島に出かけた。

ルキア号のカギを受け取るため、機関長の家に行くと留守だった。
電話すると、なんでも横浜に住む娘さんが伊江島に里帰りしていたらしい。今日は彼女を那覇まで送って行ったとのことだ。

ルキア号は伊江島の船だまりに係留されていた。係留ロープがまたバージョンアップしていた。

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北東の風が強く、かなり海は荒れていたが、伊江島の島影は静だった。追い風でゆっくり5-6ノットで流せば、風も波も感じない。

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ところが、方向を伊江島に向けると向かい風となりしぶきがあがる。

しばらくゆっくり流して、回転を上げてみると2300回転までしか上がらない。確か、横浜で、長期間ルキア号を動かしていない時に、こういう事があったな。

クラッチを切って海上で空ぶかし。するとエンジンは勢いよく3500回転オーバーまで回る。エンジン自体の問題でもなさそうだ。

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ルキア号を船だまりに戻してプロペラを確認した。
ロープが巻きついているはずはないが、まだ水は冷たくないので潜ってみたい気もあった。もちろんペラに異常はなかった。これで可能性はもうひとつ消えた。

機関長に後でエンジンの調子について、ご報告しておくことにしよう。

風が10mくらいになってきたので、今日は諦め、豊見城市に戻ることにした。

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伊江島にはこんな鶏もいる。美しい。伊江港への帰りの道で見つけた。

本部港で、那覇から帰ってきた機関長に会う事ができた。離島のフェリーって、便が限られているから、島から出かけた人と会うときは、案外、どちらかの港で会う事ができるものだという事を知った。

機関長にエンジンの調子について報告した。
「それは、長い間陸に上げているとエンジン内の冷却水の水位が下がるんです。そうするとエアーを噛んでしまって出力が出せないようになってるんですよ。冷却水不足でオーバーヒートになる事を避けるために。エンジンのジンクバルブを緩めてそこからエアーを抜くと簡単に治ります。やっておきますよ」
と言ってくださった。

機関長はいつも、おだやかな笑顔を絶やさない。大船に乗った気分とはこの事だ。

トランジット・カフェ

ボートの世界でトランジットといえば、見通し線のこと。
「A埼灯台と山頂のトランジットを通過したら45度に転針・・・・」
といった具合に使う。

今日は、トランジット・カフェに行った。
http://www.transitcafe-okinawa.com/

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海の世界と関係がある店名かどうかは知らないが、海岸沿いの店からは海が見え、ボート乗りにはたまらない。
オープンは17:00だが、17:05に入ると、すでに店内には先客がたくさんいた。

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まみちゃんは、さくらと一緒に飲めるという事なのでこの店を予約したらしい。
犬と一緒なので、僕たちはもちろんテラス席。でも、この店のお薦めはテラス席だと思う。
涼しくなった秋の夕暮れ時に、ここで美味しい料理でワインやカクテルを飲むのはたまらないだろう。
飲めない僕は、フルーツミックスジュースだけど。

海は宜野湾。沖合に慶良間諸島が見える。
嘉手納基地が近くにあるためか、どこかワイキキとかグアムっぽい感じがただよう。

とても雰囲気のいい店だったので、また来よう。
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いとまん海の駅(糸満フィッシャリーナ)


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今年の6月に購入した沖縄県の豊見城市内に購入した中古住宅。寝具、エアコン、キッチン周りや通信関係が整備でき、生活しやすくなった。
沖縄の足に使っていたパジェロも売却して、本土からアルピナを持ってきた。
ただ、注文した家具はなんと11月まで納品待ちだそうだ。家具が揃うまで、つなぎにテーブルを貸してもらった。

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今日は時間が空いたので、糸満フィッシャリーナまで見学に行った。家から車でうまく移動すると30分くらいで行ける。自宅が近いので、本拠地である伊江島からのクルーズの中継地として使うと便利かもしれない。那覇空港から近い。桟橋の間が広く、留めやすそうなマリーナだ。水と給油ができる。リフトもある。ただ、本格的な修理設備はないのでご注意。

異様に背が高い浮き桟橋の支柱が特徴といえば特徴。まみちゃんの身長と比べるとよくわかる。沖縄は干満差が激しいのでこのくらいないと。あと、台風の時の高潮で桟橋がどっかに行かないようにという意味もあるのかも。画面中央にうっすらと黒い影があるが、それは魚の稚魚の群れ。動きが少ないマリーナだからなのか。

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台風の後の伊江島

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長く停滞する台風のため、なかなかルキア号に乗る事ができなかった。豊見城市のセカンドハウスの生活用品もだんだん揃ってきたし、台風の影響で残っていた波も収まってきたので、久しぶりに伊江島に向かった。写真はフェリー「ぐすく」のデッキ。

3連休の初日の朝一番の本部発伊江島行きのフェリーは車スペースは既に予約でいっぱい。今回は徒歩で伊江島内を移動することにした。

今回の台風は大東島の周りを一回りした後、勢力を強めながら本土に近付き、近畿、名古屋に被害をもたらした。日本列島は美しい。様々な恵みを与えてくれる。が、その自然は、時に猛威をふるう。でも僕たちの祖先はそんな自然と共存しつつ、その時々の人類の最先端の知恵を蓄えてきた。そしてこれからも。

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伊江港の船だまりにあるルキア号はこれ以上ない、という台風対策がとられていた。トンブロックを寝かせがんじがらめになっている。まるでガリバーが小人の国で縛られたような景色だ。びくともしない。

久しぶりに間近で見るミノア29DCのハルは美しい。波切りが良く、ハルの中心にエンジンなどの重量が集中しているので波が来ても叩かない。この板を張り合わせたようなハル形状のおかげで横ゆれの納まりもいい。キールとダブル舵はスピードのロスや燃費を悪くする原因にはなるけれども横揺れには強い。だから長さの割には乗り心地が良いと思う。ダブル舵はニュートラルで効きが良く、一軸船内機の船にしては操船しやすい。舵をとりつけるステーがプロペラの保護にもなっていて少々の砂地や泥底なら擦っても安心。(といってもまみちゃんが浅瀬はものすごく嫌がるので、浅いところはほとんど行った事がない)

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船底がきれいに塗装されていた。それもこれもみな機関長のおかげ。ありがとうございます。今年の伊江島は台風の当たり年。島のタバコは壊滅的で、もうタバコを止める農家もあるという。伊江島のフェリーは沖に何日間も非難した。そのため、島ではだんだん食糧が枯渇しつつあったそうだ。忙しいなか、ありがとうございました。

台風が来ると、悪い事ばかりではなく、北の風が運ばれ島の夏がすごしやすくなるということもあるらしい。確かに名古屋の夏よりもずっと涼しくて気持ちがいい。

さくらと海岸で遊んだ。前回と比べると泳ぎが格段にうまくなっていた。
通常の犬かきのイメージとは違う泳ぎ方をする。前足は水面に対して45度くらいの角度で左右交互に横後方に掻く。片腕1ストロークごとに後ろ足は同時にけり出す。鼻・口・目は水面上。結構速い。習っていないのに器用なものだ。

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ちょっと遊んだだけなのに、かなり日に焼けた。確かに気温は低めだが、沖縄の海は日差しが強烈で、日中は海で遊ぶものではない。

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Profile

まーくん

2007年の夏に二小型船舶級をとりました。2008年1月一級に合格。
かみさんと娘の3人家族。
核家族なのに車、バイク、ボート、自転車、インラインスケートなど誰がどのように乗りこなせばいいのかわからなくなっている乗り物馬鹿。
2008年5月小樽〜横浜BMへの回航が成功。これからも長距離クルージングを追及していこうと考えています。

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