プレジャーボート航海記

SARGO31 で楽しむファミリーマリンレジャーと船旅ブログ。以前乗っていた同メーカーのMinor29DCで行った日本沿岸の旅もご紹介。

2008年12月

国民休暇村南淡路

今日で今回の仕事とアルピナの旅は終了した。

最後の宿泊地は淡路島の「国民休暇村南淡路」。サービスも食事もかなりレベルが高い。
これでも公共施設?と思ったら、2年前に倒産して完全に民営で再出発したものだとか。どうりで(失礼)。ディナーはバイキング形式。料金はひとり9000円税込み。

車の旅もすばやく遠くに行けるのでおもしろい。
でも、そろそろ船に乗りたくなってきた。


国民休暇村部屋Aプランジンギスカンバイキング

佐世保から道後温泉に移動

四国中央市で仕事があるので佐世保から道後まで移動する。
由布岳を通過したときは外気温2℃。うっすら雪化粧した由布岳はきれいだった。
うっすら化粧した湯布院



八幡浜についてフェリーに乗る。
八幡浜別府フェリー
バウスラスタで離岸



佐多岬が見えてきた。
佐多岬



本船が左から近づいてきたとき、こちらが優先だが早めに20度くらい左に避航。本船をかわした後佐多岬沖を北から回り込む。(といっても僕は単なる乗客ですが)
大きく避航



潮流と風で佐多岬沖の海は荒れている。最大で1.5mぐらいの波か。自分たちのミノア29フィートだとこのあたりは結構緊張しそうだ。
フェリーもわずかだが揺れを感じる。車を運んでいるのでやはり慎重にコース取りするのかもしれない。
潮流がかなりある



7時には道後温泉に到着。お約束の道後温泉に。
風呂上りに「ナイトカフェ」に入った。
道後温泉ナイトカフェ

ホテルではじめての警報を経験

昨日宿泊したホテルは「日航ハウステンボス」。
ハウステンボスのクリスマスイベントで宿泊客は普段のキャパシティを超え、なかなか大変そうだった。

夜中の1時45分に火災発生のアラームがけたたましく鳴った。
原因は宿泊客がシャワー室の扉を開けたままシャワーを浴びていたこと。その湯煙に感知器が反応してしまったらしい。

僕達は警報が鳴った次の瞬間には飛び起き、手早く何を持って外に逃げるかを決め、服を着て部屋の外を確認していた。こうしたとき意外に人間は冷静なんだということを実感した。他の宿泊客もほとんど動じていない。ほんとはもっと急いで行動しなければならない。

ただ、それよりも、みなさんホテルでお風呂に入るときはドアを閉めましょう。

今日は順調に仕事も終わり、宿泊は佐世保市内の「弓張の丘」。
このホテルは眺めもいい。落ち着いたいいホテルだ。今度から長崎はここにしよう。

弓張の丘から見た佐世保北部佐世保市街佐世保北部2米軍の艦

FIRANDO(フィランド)

大航海時代、西洋の地図に平戸は「Firando」と記されたたそうだ。
もちろん遣唐使の時代から中継港として平戸は栄えていた。
平戸大橋のパーキングには猫がいた。この猫、僕達を見つけて遠くから鳴きながら近づいてきた。観光客に自分のかわいさをアピールしてみやげ物か何かをもらい、生計を立てているらしい。
平戸橋P



平戸港は天然の良港。航海中にここへ来ればなんとかなりそうだ。
漁協では活き魚やイカをさばき観光客に振舞っている。観光客そのものが少なめだが、ここには多くの人が集まっていた。


平戸港平戸漁協



三浦按針の館「蔦谷」に入った。按針とどういうつながりかはわからないが、お菓子屋だ。
三浦按針の館



漁協のパーキングで紹介していただいた六曜館でコーヒーを飲む。
六曜館



食事は地元の魚で有名な「あら鍋」。ひとり5000円だがうまい。
漁師さんは何日も海から帰らないでこの魚を狙うそうだ。

あら鍋あら鍋のポスター


今日のオフは歴史を散策する間もなく、食事だけであっという間に時間が経ってしまった。

長崎県西海市大島の人たちごめんなさい

玉名温泉を後にして、今日は長崎県に営業に出向く。
西海市は長崎の西の海にある。五島列島の近くの町だ。

大島大橋はシルエットが美しい。
大島大橋



まみちゃんは例によってお客様のところにご説明に。僕は近くの小学校脇にあった空き地に車を止め待機。後部座席でPCを開いてひたすら調べ物と開発作業。

営業も無事に終わり、その後、大橋の手前にあった「海鮮問屋」で刺身を食べる。これは絶品だった。特に生のサバの刺身は珍しい。いけすから出したときもたいそう暴れて板さんがてこずるほどだった。

生さばいかさし



たいそう満足して店を出ると海鮮問屋の駐車場におまわりさん。
なんでも怪しい車が小学校近くに停まり、マスクをした人間が後部座席に潜んでいるとの通報があった。付近を捜索したところ、それらしい車が海鮮問屋に止っていたので張り込み、店から出てきたところを職務質問したとのことだった。マスクをしていたんではなくて、せんべいの白い袋に食らいついていたんですけどね。

事情を説明して納得していただいたが、気が付くとパトカーが2台となりの店に待機していた。大島のみなさん、おさがわせしてほんとうにごめんなさい。とても人相が悪く見えたんだと思います。
近頃、子どもを狙った犯罪が増えているので念のためとのこと。
大島の人たちは子ども達を護るためにほんとうに団結していることがわかったし、おまわりさんもすぐに出動して捜索してくれる地域だということがわかった。東京もこうでなければいけない。

海鮮問屋



仕事と職質も終わったのでハウステンボスに。
不動産会社の人にマンションと戸建を見学させていただいた。確かにバースに船をつけてそれを眺めて暮す生活はいい。けど、それができるのはちょっと先のことだよね。

ハウステンボスはちょうどクリスマス真っ盛り。
イルミネーションがきれいだった。

運河は潮位を調整するためのゲートをくぐって大村湾に出るそうだ。ヨーロッパの運河と同じだ。この中だったらルキア号のような北欧の船はFB船よりもよく似合うと思う。

運河に白鳥がいて驚いた。怖がらずに寄ってくるのがかわいい。

ハウステンボスハウステンボス運河ハウステンボス白鳥

熊本から鹿児島へ

鹿児島港から見る桜島



玉名温泉から鹿児島の枕崎までは250km以上の距離。
鹿児島市で桜島がどうしても見たくなり高速を降りた。桜島はやっぱり男らしい火山島だ。

開聞岳東シナ海とまみちゃん枕崎方面



5時間かかって枕崎の海岸に到着。東シナ海だ!!
左に開聞岳、まっすぐ沖にうっすらと屋久島。右が枕崎。いつかはここまでルキア号で来てみたい。
仕事を終わって、枕崎方面に向かう。

枕崎港は雰囲気がいい港だった。
かつお通りという街があったけど、店が開いていない。残念だ。

枕崎枕崎港




玉名温泉への帰り道の「指宿スカイライン」ではアルピナはカローラバンとインプレッサに煽られる。直線ではあっさり引き離すけれども、コーナーに入ると簡単に追いつかれる。そんなにせっつかれても前見えないからこれ以上無理だって! え?別にせっついてないって?

アルピナに乗って30000km超えたけど、一度もスピード違反でつかまっていない。帰りなんか80km制限のところ87kmで走ってたりする。世界最速のセダンなんだけども、普通の車よりも遅いアルピナ乗り。

明日は長崎のハウステンボスに。といっても日航ホテル。
土日は仕事と観光。どこになるのか?

別府から熊本の玉名温泉へ

別府から由布院を抜け、熊本に入った。
初冬の湯布院は少し寂しいが、何度きても美しい。

湯布院P




アルピナ



熊本では僕はカラオケボックスに入って開発。まみちゃんはお客様のところへプレゼンに。
カラオケボックスは地元の独立系で店は少々くたびれていたが、おばちゃんはどこまでも親切だった。手づくりのドライカレーと野菜サラダはシダックスとは一味違う懐かしさを感じる。

宿泊は熊本の玉名温泉の「黄金館」。料理がおいしかった。
料理込みで宿泊費ひとり10000円(じゃらん価格)は安い。

品書き料理1料理2料理3ごはん




むかごご飯は珍しいし、おいしい。あと、デザートが付く。
温泉もなかなか良かった。
明日は鹿児島の指宿まで走る。海が楽しみだが果たして海岸に出る時間はあるか・・・。

四国の松前(まつさき)から別府へ

2日目の今日は、愛媛県松前の営業から。
アポの時間前に漁港をチェック。とてもいい港と海で、魚が沢山獲れそう。
松前港松前の浜




午後は前回訪れた西余市。お客様のご紹介で隣町へ。デモのつもりだったが、すでに導入が決まっているとのこと。たいへんありがたいことです。

その後、八幡浜からフェリーで別府へ向かうことに。
八幡浜の桟橋近くの海を覗くと随分たくさん魚がいる。
四国八幡浜



フェリーは西の別府に向かう。夕日が美しい。
八幡港



別府港の沖合いから見る夜景。
別府港



宿泊は、別府市内の「しおり」。アンティーク家具の部屋だった。
しおり

松山までアルピナで移動

仕事で名古屋から松山まで移動した。
写真は明石大橋を高速道路のパーキングから写したもの。

明石大橋の下を行きかう船は、登りとくだりとかなり速さが違うように見える。

讃岐うどんが食べたかった。
そこで高松ではうどん屋を探したが、店が閉まるのが早いらしくほとんど店が開いていない。やっと見つけた店はうどんの腰が弱くてちょっと残念だった。が、激安だった。

愛媛の松山で泊まったのはアンガサホテル。とてもおしゃれなホテル。

明石大橋明石うどんアンカサホテル

今日も出港しないで

昨日購入したオイルヒーターはなかなか良かった。
カロリー数は1.2kwで少ないとはいえ、ほんのり暖かく、厳しく冷え込んでしまうことはなさそうだ。

今日は朝から生憎の雨と風。海上の見通しも悪そうだ。低気圧が通過中でYBMのポールには「黄旗」信号が出ている。

今日は出ても面白くはなさそうなので仕事をする。

赤旗が出てしまった

ついに赤旗がでてしまった。しょぼん。
blue-7
最新記事
Profile

まーくん

2007年の夏に二小型船舶級をとりました。2008年1月一級に合格。
かみさんと娘の3人家族。
核家族なのに車、バイク、ボート、自転車、インラインスケートなど誰がどのように乗りこなせばいいのかわからなくなっている乗り物馬鹿。
2008年5月小樽〜横浜BMへの回航が成功。これからも長距離クルージングを追及していこうと考えています。

  • ライブドアブログ