2008年5月2日
終日久乃浜(ひさのはま)

朝起きると久ノ浜は霧だった。
天気図を調べると濃霧注意報と発達した低気圧が北上してくるとのこと。
風も最大で30ノット(18m)。みた感じはそれほど厳しくなさそうだが、これまでの数々の体験でようやく自重するのが得策と思った。

今日は霧

そこで今日はこのあたりの観光をすることに。
まずはルキアを調べに。宿泊している睫擴阿気鵑領⊆蠅任燭海鬚気个い討い觝邏箸行われていた。このあたりのたこは築地に直接出荷されているそうだ。

たこ

港まで歩いていくとルキアは健在だった。
とくちゃんが防波堤に落ちていた竹とかで作成した<とくせいすれあて>はうまく機能している。
とくちゃんすれあて

駅まで歩いていって湯本まで電車で行こうと思ったが、ちょうど電車は出たばかり。そこで待機していたタクシーと値段交渉をして湯本まで送ってもらうことにした。

「どこから来られたんですか」
「ボートで小樽から来て、これから横浜に向かうんですよ」
というと話がどんどん弾む。

タクシーの運転手のSさんは、父上と船に乗り、久ノ浜で操業されていた人だった。数年前まで船乗りだったそうだ。15歳のころから船に乗り、一生漁師として生きていくものと思っていた。
ところが父上が暴走車にはねられ亡くなられるという自動車事故に会う。それで操業を続けることができず、また何もする気が起こらないほど落ち込んでしまったそうだ。
これではいけないということで今はタクシーの運転をしているとのこと。

久ノ浜の漁船は研究熱心で、大間の漁船にも負けないくらいの装備をしているそうだ。久ノ浜の魚はブランド化している。その秘密はできるだけ鮮度を保つために早く処理をする工夫を行い、カワハギなど手間をかけることによって単価を上げる工夫をしている。水揚げも大型の船1隻で年間1億は超える。

湯本まで到着すると
「せっかくだからハワイアンセンターまで行かれたら」
ということで、予定していたハワイアンセンターまで連れて行ってもらえることに。

ハワイアンセンターはとても大きかった。

ハワイアンセンター

この町はかって炭鉱の町だった。炭鉱が下火になったために産業がなくなるための対策だった。映画「フラダンス」は泣けた。ぜひみなさんも見てください。

ハワイアンセンターは長年かけてこつこつと築いてきたのが良くわかる。
コンセプトはハワイアンだけど、江戸時代風露天風呂やイタリアンな空間もある。家族で楽しめるようにとの思いが伝わってくる。

こどもフラ

ちょうど子どもたちが舞台に上がってフラダンスをやっていた。それをみながらまみちゃんと僕はトロピカルなジュースを飲んだ。実際にハワイに行ったときよりも楽しい。(もっともあの時は僕は病気で1週間ハワイで寝込んでいたけど)

まみちゃんごきげんまーくん

プールも

タクシーのSさんと携帯で連絡をとるとSさんはすでに久ノ浜まで帰っていてまたハワイアンセンターまで戻ってきてくれた。

港に戻り、及川丸という釣り船に給油に来た遠藤石油さんについでにルキアの給油をしてもらう。これもSさんが教えてくれたスタンドだ。

給油待ちをしている間にシングルハンドで久ノ浜まできたヨットマンと海談義。
ミノアが巡航17ノットと聞いてこれはトローラーではないと。
そうだね。グランドバンクスだと10ノットですね。
「海で走りながらコーヒーを飲むのがいいんだから」
とヨットマン。そう、それがルキアの基本スタイル。でも、これまでの航海ではそんなところは一度もなかった・・・。

給油量195L。
明日は調子よければどこまでいけるか。
シングル