今生きている人のほとんどがこれまで経験したことがない不況ということだ。そうした情勢の中、プレジャーボートの利用状況ももちろん厳しくなるはずだ。日本のヨット・ボートオーナーの場合、医療、建築、IT関連が圧倒する。だからそれぞれ厳しい情勢の真っ只中の業界だからこれから冷え込んでくることも予想される。

うちの場合、ど真ん中的中!のIT構造不況業界。
最近では自治体からは
「来年度予算がとれないため、入札をしない」
との連絡がちらほら発生している。自治体の場合、入札公表前にコンサルタント的に引き合いがあり案件の予算化に向けて動くのが普通だ。もちろん新しい事業を起こすときは水面下で予算が組まれ、水面下で没になることは山のようにあるわけだが、それでも今回のように時期が押し迫っての事業取り消しは珍しい。やはり税収見込みが激減していることが影響しているのかもしれない。わが社の場合、自治体の売上は13−14%。ふたを開けるまではわからない。このまま水面下で崩れてしまい、激減することになるかもしれない。

となれば、ボートの利用も考えなければならないことになるかもしれない。でもボートはいったん購入すると<売ろうとしても買い手がない>。売るときは次のボートを購入するときぐらいだ。無限連鎖ボート地獄。それで横浜ベイサイドマリーナの船もほとんど変化がないのだろうか・・・・。

でもひとこと言わせてもらえば、マイクロソフトが5000人削減って、もし金融不安がなかったとしてももともと売れないと思うよWindows7。
マイクロソフトの戦略的失敗と金融不安をここぞとばかりに関連付けるのはやめてほしい。

うちのような小さな同族企業は悪いといっても常に悪いので、100年に一度といわれてもピンとこない。毎年のようにピンチになる。資金繰り地獄、売上不足地獄が来たかと思うと次は人手不足地獄。まあ、気をとりなおしてがんばるしかない。