会計事務所の先生の助手の女の子からまみちゃんに連絡が入った。

助手の女の子 「船、まだありますか?」
まみちゃん  「ありますよ。」
助手 「固定資産税は13万円になります。」
まみ 「覚悟しておきます。」

そんなやりとりだった。それにしても「まだありますか」ってそんな・・・。

もっとも会計事務所の子に感情はない。質問するのは淡々とした作業の一環のはずだ。でも今はナーバスになっているので、そんななにげない会話にも反応してしまう。
ミノアは29フッターの船の中では相対的価値としては安いとは思うのだけれども、うちのような零細企業にはボートそのものが景況によって「維持することが罪悪」にもつながる。

小谷和彦氏の「クルマじゃなくてボートを買おう!―サラリーマンでも持てる、海の別荘」
は今でも妥当な考えかただと思う。でも、世の中が萎縮すると、ボートは会社存続の為の優先順位としてはどうしても低く評価されがち。

でも会社の実績を見ると今年は増益増収で、月売上としては過去最高なんだけどなあ。
資金繰りの問題だけで・・・おかしい。ここはやはりいろいろ見直して、思い切った節約を行うしかない。

娘のみさきの下宿も安い家賃のところに移ることになった。