ピンクハウスは快適なホテルだった。

翌朝23日は天気が崩れた。ベランダから宜野湾マリーナの外の海を見ると相当高い波が立っている。
宜野湾マリーナでは本日30フィート以上のヨット限定の「伊江島ヨットレース」が開催されるはずだ。
時折25ノット以上の風が吹いていると思う。まあ、ヨット乗りにはいい風なのかも。
事故がなければいいが・・・。

僕たちボート乗りは無理する理由もないので、もう一泊、ピンクハウスにお世話になる事にした。
念のために書いておくが、このピンクハウス、いつも空いているわけではない。
先日までは横浜の「被災者」の方が1カ月宿泊していたそうだ。
僕たちも、沖縄の人たちからすると被災者に入るらしい。今、沖縄に避難してくる東日本の人たちが多いという。余震や放射能で不安になっている人が多い。

僕たちはもう一日宜野湾に泊る事になったが、PCを伊江島においてきてしまったのでやる事はない。
この日はテレビを見たり、交代でエステとかマッサージとか行って、グータラして過ごした。

翌朝24日は晴れた。風も納まって海は凪だ。
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ピンクハウスから退去するとき、さくら号はらせん階段をひとりで降りることができない。たぶん甘えているだけ。
というのも、まみちゃんが出かけるときは勢いよく後を追いかけ、らせん階段を一人で降り切るからな。

到着時に軽油150リッターを給油して燃料も既に満タン。

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12:00 宜野湾マリーナを出発。宜野湾マリーナを出るときに、座間味港でお会いした2隻のヨットとまた出会った。昨日まで座間味どまりだったらしい。

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海は快適だったが、うねりが残っていた。まみちゃんは珍しく「よったかも」といっていた。周期が妙に長いうねりだったからかも。

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途中、何杯かのヨットと行きかう。たぶん、伊江島ヨットレースからの帰りの船。

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伊江島の城山が見えてきた。会場に城山を見つけるとホッとする。

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伊江島が近づいてきた。さくらがそわそわしだす。たぶん匂いかなんかでホームポートが近い事がわかるんだと思う。二人で何を会話しているのか。

15:00 伊江港に入ると、校長先生がいた。

校長先生によると、昨日の伊江島ヨットレースで一人骨折された方がいたそうだ。ヒールがきつかったところに、波で叩かれたらしい。やっぱりタックの連続でたいへんなレースだったそうだ。やはりヨットレースはなかなかすごいものがある。

伊江島ではゆり祭りの最中でバンドの演奏もある。係留してゆり祭りを楽しんだヨッティーもいたとか。

そんなお話をしていると、となりの船の「あさひ一世」さんが返ってきた。校長先生との間に
「釣果は?」
「駄目!」
という短い会話があったけれど、まみちゃんに
「持ってくか?」と生きのいいキハダをくれた。おっと、しっかり釣れてんじゃん!沖縄は「だめ」のレベルが違うらしい。

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いただいた魚をさばいて、刺身を造った。おいしかった。
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翌朝はオリーブオイルでソテーして食べた。またまたおいしかった。あさひさんごちそうさまでした。

というわけで初めての慶良間旅行は無事終了した。沖縄の海は人を生き生きとさせる。