今シーズンの沖縄は、長期に停滞した複数の台風に続き、秋の前線が活発に。
なかなかボートに乗れる日がない。長い間、ルキアに乗っていない。
ただ、横浜や名古屋ではとっくにシーズンが終わっているけれども、沖縄はまだ乗れるところがせめてもの慰め。
名古屋に帰る前に、伊江島でボートに乗ろういう事になり、今日は伊江島に出かけた。

ルキア号のカギを受け取るため、機関長の家に行くと留守だった。
電話すると、なんでも横浜に住む娘さんが伊江島に里帰りしていたらしい。今日は彼女を那覇まで送って行ったとのことだ。

ルキア号は伊江島の船だまりに係留されていた。係留ロープがまたバージョンアップしていた。

t_IMG_3981
北東の風が強く、かなり海は荒れていたが、伊江島の島影は静だった。追い風でゆっくり5-6ノットで流せば、風も波も感じない。

t_IMG_3987
ところが、方向を伊江島に向けると向かい風となりしぶきがあがる。

しばらくゆっくり流して、回転を上げてみると2300回転までしか上がらない。確か、横浜で、長期間ルキア号を動かしていない時に、こういう事があったな。

クラッチを切って海上で空ぶかし。するとエンジンは勢いよく3500回転オーバーまで回る。エンジン自体の問題でもなさそうだ。

t_IMG_3988t_IMG_4007

ルキア号を船だまりに戻してプロペラを確認した。
ロープが巻きついているはずはないが、まだ水は冷たくないので潜ってみたい気もあった。もちろんペラに異常はなかった。これで可能性はもうひとつ消えた。

機関長に後でエンジンの調子について、ご報告しておくことにしよう。

風が10mくらいになってきたので、今日は諦め、豊見城市に戻ることにした。

t_IMG_3994
伊江島にはこんな鶏もいる。美しい。伊江港への帰りの道で見つけた。

本部港で、那覇から帰ってきた機関長に会う事ができた。離島のフェリーって、便が限られているから、島から出かけた人と会うときは、案外、どちらかの港で会う事ができるものだという事を知った。

機関長にエンジンの調子について報告した。
「それは、長い間陸に上げているとエンジン内の冷却水の水位が下がるんです。そうするとエアーを噛んでしまって出力が出せないようになってるんですよ。冷却水不足でオーバーヒートになる事を避けるために。エンジンのジンクバルブを緩めてそこからエアーを抜くと簡単に治ります。やっておきますよ」
と言ってくださった。

機関長はいつも、おだやかな笑顔を絶やさない。大船に乗った気分とはこの事だ。