プレジャーボート航海記

Minor29で行く日本沿岸の旅。Minor29の購入から北海道〜横浜ベイサイドマリーナまでの回航・港・観光・宿泊情報。横浜から沖縄までのクルージングも成功、様々な寄港地での人情をご紹介。

シーレイ

    シーレイ230DAは面白いボート

    このボート、波があるとよく跳ねる。海のうさぎちゃんだ。
    フラップの操作も少々難しめで、操作するたびに首を微妙に左右に振ったりする。着岸時にフェンダーを出すたびにまみちゃんは海に落ちそうになる。

    にもかかわらずだ。シーレイはいいボートだと思う。実際に人気の高いボートでもある。NTPマリーナ高浜にも何台かシーレイオーナーがいる。みんなシーレイに乗るときは幸せそうだ。

    海の上ではパワーがあり走る。
    ユニバーサルスタジオジャパンのコースターよりも激しい衝撃を受け、スリルを味わえる。ウェイクもいろいろとこなせる。釣りもやれなくはない。港での入港も船体が短いから小回りが利く。

    シーレイ社のボートは空間をめちゃくちゃうまく使っている。電動トイレもギャレー(キッチン)もある。ベッドも2箇所についている。
    運転席の他、大人4人が座れるシートとテーブルがある。シーレイマジックだ。
    マリンステップもあって、海から上がるときも海に入るときも快適だ。
    23フッターで9人乗りというのも怪しいがほんとうだ。現行のシーレイ240なら10名!すごい。ちなみにミノア29は定員6名だ。

    シーレイのインアウトのドライブをチルトアップして喫水を稼ぎ、誰もいない白い砂浜に錨泊する。釣った魚をナイフでさばく。
    ゆったりと波に揺られ、水着姿で夕日と流れる雲と水平線を見つめる。シートに深くもたれ、とっておきの白ワインと魚を楽しむ・・・。
    そういうベタな海の楽しみ方を<努力しだい>でできなくもない。
    実際には・・・
    ゴミが散乱する三河湾の砂浜の空いているところを四苦八苦して探す。
    魚はぜんぜん釣れずにセブンイレブンまで重い足を運びながら歩いて行って握り飯とつまみを買う。
    出発する時間には干潮になっていてアンカーをはずせなくなり、
    アンカーまで歩いていってやっとこさはずしてボートを押し出して脱出したりする。
    苦労に立ち向かって楽しみに変えるボートライフなんだけどね。
    それでもシーレイの楽しさはいささかもスポイルされるわけではない。

    このシーレイ230DAは昨年の夏まで琵琶湖で使われていたボート。琵琶湖や三河湾のような平水域ではこういうマリンレジャーに徹したボートが一番合っているのかもしれない。

    でも、やっぱりシーレイで日本一周に挑戦することだけはやめておいたほうがいい・・・。

    フラップの操作は難しい

    フラップとは船体のスターンから後方に突き出ているについている2枚の小さな羽。船尾の左右に2枚ついている。このフラップの働きは
    1 船体が左右に傾かないようにすること。
    2 前後方向の水平を保つこと。
    船の姿勢を安定させて走るためにフラップ操作は欠かせない。

    船体はある一定のスピードで水平に保たれていても、スピードを変えるとまたフラップの角度調整が必要になる。
    鳥が飛んでいる姿をイメージしてほしい。
    鳥が空中で風を受けて止まっている。そのとき、左右の羽と尾を微調整しながら姿勢を保っている。
    あれと同じことをやらなければ船が海の上を走っているときに一定の姿勢は保てない。船もある意味3次元空間を走る。姿勢制御のメカニズムは飛行機と似ている部分がある。

    排水型のボートや長いボートはそんなに微妙なフラップ操作は不要だ。
    シーレイ230のように長さが短く、わりと腰が高い船型のボートで滑走するときは微妙なフラップ操作が必要になってくる。

    船体の姿勢を変える力はいろいろだ。
    1 プロペラの回転とは反対の方向に反動でねじれる力
    2 船が進むことによって発生する水の抵抗
    3 風、波、海流などの外力
    そうしたいろいろな物理的な力をフラップと舵で最終的に調整し、進みたい方向と船の姿勢をバランスさせる。

    例えば右のフラップを若干下げると
    1 右のフラップ下面に水圧が発生する
    2 右フラップに上方向と後方向の力が発生する
    3 船の右船尾が持ち上げられ、右船首が下がる
    4 針路がやや右に振られる。
    そこで、舵をやや左に切ってバランスを保つ。

    実際には頭で考えているわけではなく、右手でパチパチとフラップのスイッチを入れたり切ったりして姿勢を一定に保つ。
    ボートのパイロットの目は海面の波を追い、木片や蛸壺などの障害物を避け、遠くの他船の動きを追い、左手は舵、右手はスロットルバー、フラップ操作を行う。
    ボートの操船はわりと忙しい。将来、船もオートマになると思う。

    鳥羽国際ホテルに繋留成功!

    伊勢湾、三河湾内でまだ行っていないところが山のようにある。
    そこで今日はシーレイ230DAで伊勢湾で魚釣りに挑戦しようということになった。
    天気図からは風はなさそうだ。
    釣りはやったことはない。竿だけはある。えさはなんだかわからないから、小麦粉に干し海老を練りこんだもので代用しようということになり出発した。
    (それで釣れるかどうかは釣りをやったことがないので知らない)

    久しぶりだがシーレイ230DAのエンジンは元気に目覚めた。
    9:30出航。知多半島の先端、師崎をまわり、伊勢湾に入りセントレアに向かう。順調だ。
    途中、魚釣りのポイントを求めて何度も徐行しながらセントレア沖に向かう。

    んがああ!!
    「魚はいなさそうなので、温泉はいりたい」
    とまみちゃん。どうやら、大好物のかっぱ海老せんを何度も海に投げ入れたのに魚がまったく寄ってこなかったのが気に入らなかったらしい。
    うーん、バリ島の水中のスキューバダイビングのようにはいかんとは思うが。
    出発のとき、さかんに「たも・・・たも・・」と言っていたので、きっとかっぱ海老せんにおびき寄せられた魚をたもですくいとろうという作戦だったようだ。
    「そ、それじゃあ鳥羽に行く?」
    と伊勢湾をUターンして鳥羽国際を目指した。いつものように気ままなクルージングとなった。

    今日の目的は動画撮影に慣れること。SANYOのデジタルビデオカメラ「Xacti」を使いまみちゃんと僕で交互に撮影。
    なかなか動画はうまく撮れない。2〜3回の練習ですぐにXactiはジャンバーのポケットにしまうことになった。
    鳥羽国際の潮騒亭で食事前に温泉に。

    入泉料 通常1200円を割引で700円
    和風バイキング 2500円(一人)

    男性風呂に入ると70〜80歳代の男性ばかり。潮路亭は落ち着いた雰囲気が年配の方に受けているようだ。
    風呂に入るとすごく体が暖まった。2月の寒い時期にわざわざオープンのシーレイで海を走るのはやはり体が冷える。

    風呂から上がり、勢いよくジャンバーを羽織ると、さきほどポケットにしまったXactiが床にこぼれ落ち、じいちゃんの足元に・・。
    動画ので、で、電源が入り、赤いランプが点灯している!!!。スタンバイモードのままだった。
    じいちゃんは転がり落ちたXactiに目をとめる。怪訝な顔をする・・でもない。
    努めて冷静に、流れるような動作でローアングルスーパーショットを狙うXactiを拾う。
    じいちゃんはなあんにも関心を示さずそのままタオルで体を拭いている。
    良かった・・・。

    もし、じいちゃんではなく若い男性の足元にビデオカメラが転がったら、今日は男性趣味の痴漢に間違われて逮捕されていたかもしれない。
    Xactiが普通の携帯電話のような風貌をしていて助かった。
    みなさん、くれぐれもビデオカメラを携帯していることを忘れて温泉にはいらないように。

    潮路亭で和風バイキングを食べた後、13:30に出航。鳥羽湾はノリ網がいたるところにある。気をつけて走ればなんということもないが、夜間は危険だ。
    ルキア号の回航は4月になるのでまだノリ網が出ている。気をつけなければ。

    出発して帰港は15:20。全工程、毎時20海里前後で航行。ノリ網や岩礁をよけながらのぶらり旅だったが、快適なクルージングだった。
    答志島鳥羽のホテル群鳥羽国際ホテルを海から見たところ潮騒亭前のポンツーン

    寒冷前線が通過するとはこういうことか!

    本当は鳥羽に行く予定でした。でも、午後から風が強くなるとのことで伊良湖を目指すことに。

    10:10 NTPマリーナ高浜出航。NWの風。追い風のため早い。
    11:00 篠島沖(ルアーを出す)
    11:20 波が高くなり、伊良湖を断念して佐久島方面へ転針。
    13:30 日産マリーナへ避難?(トイレ休憩、食事)
    14:00 NTPマリーナ高浜へ向け出向。

    そのころ、寒冷前線が三河湾上を通過。記録では10m以上の風。海上では突風がブワーッと時折り吹きつけます。波がドシャドシャとバウを超え、ハッチからも浸水。まわりを見ればいるのは本船だけ。ボートはおろか、漁船もいなくなりました。怖い。寒い。
    バウを上げすぎるとパンチングの衝撃が大きい。かといって下げていると、波がデッキの上を超えて操縦席まで上がってきます。
    波を頭から被るたびに、まみちゃんはパーフェクトストームのジョージ・クルーニーみたいだといってはしゃいでいました。なんでやねん!

    15:00 NTPマリーナ高浜に戻る。燃料消費 120L。

    今日は無事故で帰ることができて良かったが、反面、海がやみつきになったクルージングでした。寒冷前線が通過するとはどういうことなのかがよくわかりました。写真がなくて残念です。

    現在のボート

    7d8bf680.jpgSeaRay230DA 1995年 約200時間

    まみちゃんの海の目的は
    1 屋久島に行くこと
    2 航海中に青魚を釣って船内で料理すること。

    これはシーレイには厳しい。平水域で遊ぶボートですから。
    というわけで、NTPマリーナ高浜の浜ちゃんに新しい船についていろいろと相談しました。アドバイスは
    「まずいろいろと乗ってみること。」
    ごもっともです。なんせ、まだ離着岸危ういです。

    シーレイ230DA 進水式

    二級小型船舶操縦士免許が<おりたので>さっそく進水式となりました。
    「順番が逆だろう!」という声が多かったです。
    普通、免許とってからボート買うのに、ボート買ってから免許とる段取りになってしまいました。
    琵琶湖の長龍マリーナさんにはとってもお世話になりました。
    琵琶湖に出て、真ん中ぐらいに出た後、恐る恐る泳ぎました。
    雷が鳴り始めたので、びびりの私はすぐにマリーナに引き返しました。

    SeaRay230DAの進水式ですまみちゃん、琵琶湖で泳ぎました。
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