プレジャーボート航海記

SARGO31 で楽しむファミリーマリンレジャーと船旅ブログ。以前乗っていた同メーカーのMinor29DCで行った日本沿岸の旅もご紹介。

日帰りツアー

    シーボニアでカヤック

    今日6日は久しぶりにいい天気の日曜日だった。今日は当然、ボートだ!!
    横浜ベイサイドマリーナはやはり多くの人がボートを出していた。みなさん、お待ちかねだったと思う。
    いろいろ行き先を迷ったが、今日はカヤックをやって遊ぶことになった。
    それにはシーボニアか江ノ島か館山あたりがいいだろうということになり、結局一番近いシーボニアになった。横浜ベイサイドマリーナを出るときはボートが数珠繋ぎになった。みなさん、待ちに待ったいい天気の日曜日なのかな。

    三崎港沖でなんとニンニンさんに遭遇した。ニンニンさんが先に気がついたようで、ルキア号に寄ってきてくれた。ニンニンさんは
    「おーい、ニンニンだぞ」とはっきりわかる意思表示をしてくださるので、こちらもニンニンさんのエスカルゴであることにすぐに気がついてスピードダウン。ニンニンさんは
    「カヤックを積んでいるのですぐわかりますねえ」
    といってくれた。

    ニンニン号はほんの一瞬のコンタクトを済ませ、また静かにトローリングを再開した。いつものとおりの流れだ。エスカルゴは心なしか、姿勢が安定していた。やはりビルジキールのせいなのか。
    ニンニンさんのエスカルゴ



    シーボニアに入ろうと思ったが、間違えて油壺に入った。
    油壺



    油壺はどうやって留めていいのかしきたりがわからない。もっとも、シーボニアに行くつもりだったので、そのまま引き返した。
    シーボニアも多くの予約が入っているらしい。ビジターバースに繋留してカヤックをそこから出すのは禁止とのことなので、シーボニアの外にアンカリングをしてカヤック遊びをすることになった。

    まみちゃんは、ルキア号からカヤックに乗り込もうとしたときに2回連続海に落ちた。普通に椅子に座るような感じでのるので、なかなかバランスが取れない。3回目にやっと成功した。

    シーボニアとカヤックルキア号とまみちゃん



    カヤックに乗り込んだら、なかなか降りようとしなかった。どこまでも行けるという。もちろん、ルキア号が心配なのでそんなことはできない。

    しばらく入り江の洞窟になりかけの岩のくぼみに近づいたりして遊んだ。まみちゃんは魚を見つけて動かなくなった。魚が上から見えるという。
    「今度はカヤックで魚を釣りたい」
    まみちゃんは見たものに即座に反応するたちだ。確かに、魚が見えるところで魚釣りをやるのはおもしろいのかもしれない。

    入り江に入って探検その後魚を見つけて動かなくなる



    シーボニアのマンションを海から見る景色はなかなかだった。
    シーボニアのマンション



    ボートとカヤック遊びはなかなか面白い。昨年秋に取り付けたアフトデッキのシャワーもやっと役立った。家に帰ったら、かなり日に焼けていた。日差は一足先に夏になったらしい・・・。

    ヴェラシスで遊ぶ

    春だ。桜がきれいにさいている。南からの風が心地よい。

    今日はマリーナベラシスまでクルーズした。今日はヨットにとってはいい風らしく、とても速かった。途中、オカザキヨットのナウティキャットも見かけた。

    食事はマリーナヴェラシスのレストランでシーフードピラフとカレー。
    ピラフはソフトシェルの蟹の揚げ物とホタテや海老が豪勢。一寸高カロリーで危ない食べ物だがうまい。

    館内には「ジャイブ 海風に吹かれて」という映画のポスターが張ってあった。江差を故郷とする男が北海道を無寄港で一周するという物語だそうだ。大人の青春がテーマとか。ルキア号を横浜まで回航したとき、江差マリーナや松前で難儀したので、見たくなった。荒海にもまれるシーンが出てきそうだ。

    帰りは浦賀港のふちっこで釣りをしたが、例によって釣果はゼロだった。
    風が強く、魚のあたりがとれないらしい。流し釣りといっても、流されるスピードが早すぎてこれでは魚も気付かないのではというのがまみちゃんの意見だった。こういうときは他船のようにスパンカーがあるといいのか。でも、あれはカヤックで遊ぶのにはじゃまだと思う。

    10kgのフォールディングアンカーを試したが、泥地なので、まあああったく効かなかった。5kgのダンフォースの方がまだましだ。やはり、こういう風の時のためにももう少し大きいダンフォースがほしい。

    帰りは観音崎の南は1.5mくらいの波。他船が波に隠れてしまう。
    観音崎を回ると後は穏やか。終始3000回転、15ノット前後、ボートがほとんどいないのでオートパイロットで帰ってきた。
    ヴェラシスヴェラシス横

    「ぷかりさんばし」とレストランに行こう

    「みなとみらい」にある「ぷかりさん橋」は係留ができる。
    以前に一度行ったことがある。まみちゃんが免許をとった直後だった。
    ここは予約が必要で、勝手に止めようとすると
    「ここは公共桟橋ですから予約が必要です」
    と言われてしまう。僕達のことだからもちろん予約していなかった。
    だから面倒だったので着岸したもののそのまま帰った。

    予約は極めて簡単で下記WEBの申込書をFAXするだけだ。冬場はあまり利用者がいないから今度行ってみようと思う。
    http://www.pukari.jp/moorings/shinseisyo-2.pdf

    そのとき操船していたのは免許をとって間もないまみちゃんだった。
    桟橋に僕だけ乗り移ったとき、船の勢いがありすぎて桟橋に舳先をぶつけそうになった。
    そこでまみちゃんは一瞬の判断でエンジンをスタンに入れ、桟橋からボートを離した。
    それはいいけれど、今度はなかなか寄せるのに時間がかかってしまったことがある。

    ルキア号の着岸操船はまみちゃん初めての経験だった。さすがにポーナムのようにはいかない。
    なかなか桟橋に寄らなくてどうなるんだろうと焦ったがちゃんと正しい位置につけた。
    本人に聞くと
    「いつでもどこでもやれるよ」
    と平然と言い切っていたな。そういう度胸が大切なのだろう。

    潮位が低いときに船体を高い位置の桟橋に寄せ過ぎると、
    他船の引き波にあおられたときにハンドレールをガリガリやってしまう恐れがある。
    マリーナの浮き桟橋の係留方法ではなくて回航のときの「漁港」の要領だ。例えば
    1 左着岸の準備のためたわら型フェンダーを2個左舷にセット
    2 前クリートにもやいロープを準備
    3 普段よりも深い角度(岸壁に対して60度から70度くらい)で桟橋にアプローチ。
    4 適度に近づいたら舳先のロープを「行って来い」で桟橋のビットに引っ掛け、ゆるめに長さ調整
    5 少しスラスタを入れ舳先を桟橋から離し、ハンドルを右一杯に切って船を微速前進。すると船体が岸壁に寄りはじめる
    6 船が平行になったら後ろのクリートに結んだロープを持って船中央の手すりから上陸
    という手順が基本かな。ほかにもいろいろある。
    現場に着くと、ほとんどその場の雰囲気を見て着岸方法を決めることになってしまうだろな。

    タイクーンでベトナム料理

    1月4日正月休み最後の日は船を動かすことを目的としたクルージング。せっかく船底塗装したのに動かさなければ意味がない。ちょっと藻も着いてきたし。
    横浜ベイサイドマリーナは第三セクターなので正月は休み。だから給油もできないので長距離の移動は無理だ。
    そこで選んだのが横浜港にあるベトナム料理の店「タイクーン」。ここは前にも行ったがポンツーンがあるのでみんなが立ち寄る店だ。

    風もなく順調なクルージング。
    レインボーブリッジが見えてきた。
    レインボーブリッジ



    まずは横浜港の大桟橋国際客船ターミナルへ。
    横浜港大さん橋国際客船ターミナル



    「飛鳥」がいた。写真を撮る。
    飛鳥



    飛鳥を回り込んで反対側に出ると飛鳥の船尾をタグボートが押している。
    飛鳥が大さん橋に着岸するところで、桟橋と飛鳥の間に僕達は割り込んで撮影してたのをこの時知った。
    きっと飛鳥の人たちやタグボートの人たちは邪魔なやつらだと思ったに違いない。ただ、まだ距離があったので警告の汽笛は鳴らされなかったけど。
    スタンを押す



    横浜のお約束の写真。いい町だと思う。
    国際客船ターミナルの奥には海の駅のような施設ができると思うので楽しみだ。
    横浜



    タイクーンに行くために移動する。途中海保の船が近寄ってきた。ひょっとして横付けされるかな?と焦ったが、双眼鏡で見ているだけだった。
    でも、タイクーンの近くまで後を着いてきて、着岸のために海上に止まっているとまた近づいてきたのでやっぱり焦った。
    カヤックの中から雨水が中に溜まるのを防ぐために入れておいたフェンダーを取り出すと、海保の人たちは離れていった。ひょっとしてカヤックが気になったのかも。

    タイクーンには3隻のボートと1杯のヨットの先客があった。予約はしていなかったけど、うまく間を空けてくれた。タイクーンの料理は慣れると癖になる味だ。簡単でお気軽だったけど、いいクルージングだった。

    タイクーンのオーナー

    快晴。11月なのに風がない絶好のクルーズ日

    ハンドレールはきれいにサンダーがかかり、新品のチークに生まれ変わっていた。

    ハンドレールの塗装をする予定だったが何を塗っていいのかわからない。
    そこで例によってオカザキヨットのジュニアを頼る。
    結局西宮の本社の金地さんから
    「安藤造船が使っている塗料がいいのではないか」
    というアドバイスをいただいた。なかなか難しいものだ。

    船に戻り、あれこれ考えているうちに走りたくなり、塗料のことは忘れて<TYハーバー>に行くことになった。
    給油しているとジュニアがあわてて給油所まで走ってきて無垢のハンドレールを水から守るため養生用のラップをもってきてくれた。

    TYハーバーは品川にある。家の近所だ。
    TYハーバー地図




    全体で3箇所の橋をくぐらなければならない。
    深度は4m以上あるのでどのボートも大丈夫。

    最大の難関はてんのうず大橋。

    てんのうず大橋



    他も橋下3m以上あるのでルキアのアンカー灯を倒す必要はなかった。
    橋をくぐって右に折れるとレディークリスタルというレストランがある。
    途中でこのレストランのクルーズ船とすれ違った。
    クリスタルレディー号




    TYハーバーが見えてくる。
    大橋をくぐると



    TYハーバーの桟橋を利用するには予約が必要だ。
    突然出港した僕達に予約をするという知恵はない。写真は対岸からレストランを見ているところだ。

    TYハーバーとマー君




    なんとかTYハーバーでパスタとオレンジジュースとビールを飲んで横浜BMに帰った。夕日がきれいだった。

    夕日の本牧ふ頭

    今日も富士山ネタ

    まみちゃんは風の音とやわらかすぎるベッドで眠れなかったそうだ。
    今日は快晴だが風が強く、駿河湾は3mを越す波だそうだ。

    宿泊地の土肥温泉を後に、沼津方面へ向かい、積極的にお客様のところを回る。

    山から由比ヶ浜へ抜ける山道は曲がっていたのでアルピナのエンジンを珍しくちょっと回してみた。普段からほとんど本気は出せないが、めっちゃすごいよ、この車。上り坂は有利だよね。

    まみちゃんは隣の運転席で富士山の撮影。富士山に手を振っていた。


    今日も富士山


    明日はいよいよ横浜BMに戻り、ルキアのハンドレールのメンテ作業。

    久しぶりのクルージング

    カヤックをするため、逗子マリーナを目指した。
    今日は風はなかったが、曇りで肌寒かったが、海はやっぱり気持ちがいい。

    相模湾は2ヶ月ぶりだ。
    9月と10月は仕事で忙しかった。
    ちょこちょこメンテでYBMに来ていたが、ほんの1時間程度で帰ったりしなければならなかった。
    やはりボートに乗れないのはなかなか寂しいものがあった。

    途中、シーボニア沖で小平さんのMINOR34に遭遇した。
    よっぽど小平さんと縁があるのか小平さんが毎日船を走らせているのか?

    そういえば1ヶ月くらい前に散歩で観音崎を目指したとき、ニンニンさんにも遭遇したな。
    よほどニンニンさんとも縁があるのか、ニンニンさんが熱心なトローリング研究家なのか?

    逗子マリーナで食事をした後、カヤックはやらずじまいとなった。
    ちょっと寒くて、カヤックを降ろすのも面倒となったから。
    やはり、カヤックは夏だよね。

    2ヶ月ぶりに走ると、スピードがやや落ちていることに気がつく。
    船底や舵にだいぶ貝が付着してきているからかもしれない。

    木製デッキの塗料のはがれも気になってきた。
    やっぱりサボると船は調子が悪くなる。

    保田のばんやは留めやすい

    午後から保田漁港の「ばんや」に行った。
    おそろしく分厚いネタの寿司を食べた。お風呂も。
    浮き桟橋係留が簡単だ。係留費は1日1000円。ばんやポンツーンばんや
      blue-7
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      Profile

      まーくん

      2007年の夏に二小型船舶級をとりました。2008年1月一級に合格。
      かみさんと娘の3人家族。
      核家族なのに車、バイク、ボート、自転車、インラインスケートなど誰がどのように乗りこなせばいいのかわからなくなっている乗り物馬鹿。
      2008年5月小樽〜横浜BMへの回航が成功。これからも長距離クルージングを追及していこうと考えています。

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