プレジャーボート航海記

SARGO31 で楽しむファミリーマリンレジャーと船旅ブログ。以前乗っていた同メーカーのMinor29DCで行った日本沿岸の旅もご紹介。

バイク

検定まで時間が空きすぎだ

大型自動二輪の教習は12日(火曜日)に「みきわめ」をもらい、検定は17日(日曜日)。

5日間コースに出ることができないので、なんとなく乗り方を忘れてしまいそうだ。そこで、検定の際のチェックポイントを裏紙に走り書きしてみた。

ふむふむ。われながら良いできばえだ。

これを見ていると、なんとなくコースに出て走っていることをイメージできる。記憶が薄れてミスが増えるのをなんとなく防げそうだ。
気休めかもしれないが・・・。

まみちゃんはメモを見て
「まーくんと私はぜんぜん違うねえ。いつもそう思う。」
という。ネコ科のまみちゃんは身体能力が高いので、こうしたことが必要ないのかもしれない。でも、ちょっとは勉強した方がいいのでは。


1号コースのポイント

バイクもいよいよ検定のみ

つきくもさん、ありがとうございます。
現在の老師様の師匠のお方とご面談されるというのがどれほどの事なのか、自分のような俗物にはわからないのですが、たいへん得がたい機会であることは想像できます。

つきくもさんのレポートを読むと、五島列島のまわりの海はやはり大変そですね。ボートの操船を最初に教えていただいたNTP高浜マリーナの浜ちゃんは
「灘は伊達に灘という字が使われていない場所なんだよ」
と教えてくれました。日本の沿岸にはいたるところに灘がありますが、そんな場所を情報に刻み、乗り越えてきた先人の人たちの勇気と偉業に感謝しなければならないと思います。

話は変わって、自動二輪教習の報告。
10日、まみちゃんの教習風景を自動車学校にこっそり見に行った。
目線も良くスラロームもいい感じ。
特に、急制動の際に40kmで制動ラインに突っ込むときのめりはりが良くうまい。
その日、案の定、普通二輪(AT)のみきわめをもらって帰ってきた。
これで彼女はいよいよ今度の土曜日の検定を残すのみになった。

僕も今日、第二段階のみきわめがもらえた。
今度の日曜日に検定だ。
最初は最後まで行くかな?と思ったが、トータル2時間オーバーの14時間でなんとかここまで来た。

平常心で望めば、二人とも今度の土日に検定パスできるかも。


スラローム入り口スラローム次を狙う視線

大型自動二輪の教習もあとわずか

大型自動二輪の教習もシミュレーションも終わり、残すはあとわずか。
次回かその次に乗るときにみきわめがもらえればなあ、と思う。

特に通っている自動車学校には見通しの悪い、同じ道幅の交差点がある。
僕はこの交差点で、複数台の車が絡んだときに、優先順位について判断が難しく、「うーーー」と固まってしまうことがある。
この交差点は重要な練習の場所なので、もたもたしていると、どんどんこの交差点に車が集まってくる。

図の場合、左折優先のバイクが真っ先に交差点を抜け出すことができる。
後に残された車は、左優先で次々に交差点を通り抜ける・・・でよかったですよね(汗)。

船の場合は海上で、こんな風になる前にお互い避航しているので、こうはなりません。
ちなみに、船の場合は右優先。

検定ではトラックも同じ時間を走る。願わくば複雑な状況になりませんように。

今日は天気もいいのでマリーナへ行こう。締め切りが迫っている原稿を描き終えたら・・・(汗)。

見通しの悪い交差点の優先順位

大型バイクもボートもどちらも感覚をとぎすまさせてくれる

「車もバイクもどちらも感覚を研ぎ澄まさせてくれる」
これは、ディスカバリーチャンネルの「車・バイク」番組のキャッチコピー。

今ボートとバイクの修行中の僕としては、このコピーはボートと車の方がより当てはまるコピーだと思う。
この乗り物に乗って帰ってくると、ズーンという疲れを感じ、良く眠ることができる。
どちらにも共通していることは

1 強い光の刺激を受ける
2 体に常に温度変化の刺激を受ける
3 音の刺激を常に受ける
4 常にバンクし、ローリング・ピッチング・ヨーイングが組み合わさった複雑な動きを体に受ける
ということ。

操縦するためには次々と変わる路面や海面情報を的確に捉えて適切な対応を選択しなければならない。
特に、長時間にわたって、インナーマッスルという大きな筋肉から、アクセルワークのための繊細な筋肉の運動まで強いられる。

一日500km〜700km以上走らなければバイクのツーリングといわないという人がいるらしいが、
最近、教習所へ通い、2時間教習を受けてまたバイクに乗って帰ってくることが多く、おまけに、横浜市内の移動も意図的にバイクを使うことが多い。
距離数はたいしたことは無いが、運動量は確かに多い。

ボートも5時間以上は乗ることになる。デッキの上に上がったり、バウバースにもぐりこんだり、屋根に上ったり。
桟橋でボートをひっぱったり。これがヨットならばもっと運動を強いられる。

今、中高年の人たちがボートとバイクに乗っているが、
加齢に対する対策として、ボートとバイクはよろしいのではないかということが言いたかっただけである。

現役バリバリの航空パイロットのTakaさんが参入しているので、「飛行機は?」といわれると、体験することが無理なのでちょっと焦るが・・・。

ゴールデンウィークはレンタルバイクだった

今日は天気は良いが風が強く、伊豆諸島へ行くには波が高い。世の中はすでにゴールデンウィークの後半に入っているが、いいかげん仕事も遅れ意味なので、GWはルキア号で遠出することは中止した。

昨日、レッドバロンでホンダのCB1300にまたがったりしてみた。
あまりに重く大きい。やっぱり280kgあるバイクを気軽に乗り回すには自分には苦しいかもしれないと思った。
それで購入するバイクは昔から憧れだったCB750に決めた。さっそく在庫を持っていた川崎市の「弁慶」に行って注文してきた。
納車の時には免許も取れているだろう。

店でいろいろバイクを見て、まみちゃんはバイクを借りて公道を走りたいという。弁慶にレンタル用のバイクがないか聞いたが、そんなすぐには揃わないそうだ。アクアホリックさんに教わったバイクのレンタルビジネスがよほど気に入ったらしい。どこのバイク屋でも聞く。
それでもあきらめず、
「横浜ベイサイドマリーナでお茶をして、それからバイクを借りに行こう」と。僕達はいつもながら計画性がない。

金沢文庫までスカイウェーブに2人乗りして、着いたレンタルバイク屋でレンタルしたのはヤマハのドラッグスター400。エンジンやエキパイがメッキキラキラで見ていても楽しい。
まみちゃんはそこで、50CCのスクータを借りた。

目指したのは三崎港。原付とドラッグスターでミニツーリングとなった。
まみちゃんは結構要領よく駐車している車やバスをかわし、針路変更しながらついてくる。

途中、久里浜港で休憩。たくさんの釣り船が入っていた。キス釣りか?
ここはこれまでルキア号で立ち寄ったことは無かったけれども、いいポイントなのかもしれない。

GWだからなのか、渋滞がひどくて三崎まで届かず、津久井浜の不二屋でお茶を飲んだ。
そうなると、もうバイクを反す時間が迫ってくるので、今日のところはこのあたりで引き返すことにした。
店の前に広がる金田湾にはウィンドサーファーが風に乗って高速でサーフボードを飛ばしていた。

陸路で走ってみると剣先までは案外時間がかかる。
船は遅いとはいえ、信号はないし、海上を直線的に走るので案外時間がかからないということを実感した。

レンタルバイク屋に帰って、ドラッグスター400を無傷で返す事ができてほっとした。
たった3時間、53kmの走行だったけど、お尻が痛くなった。乗り方が悪いのか、根性がないのか・・・。

僕の場合、スーパーカブ→VT250→CB400F→スカイウェーブ400という車暦のせいか、アメリカンなドラッグスターの運転姿勢はやっぱりしっくり来ないものがある。美しいバイクなんだけど。

やっぱりバイクはバリバリ伝説のグンが乗っていたCB750だ。(←超初心者的発想?)
大型免許を取得したら、CB750を乗り込んでうまくなり、レンタルバイクでいろいろ大型バイクを体験してみようと思う。

まみちゃんはバイクが気に入ったらしく、50CCのスクータをそのまま4日間レンタルしてきた。
僕は今日だけで渋滞の中を1日100km以上走り、かなりこたえた。後に原付がはりついている気配がいまだにする。
久里浜港でドラッグスター津久井浜不二屋でドラッグスター

第一段階をクリア

大型自動二輪の教習は今日第一段階をクリアして、第二段階に進んだ。トータルで7時間で第一段階は終了できた。

自分は感が悪く、覚えも悪く、体力もなく、いたるところ筋肉痛で悲惨だったが、それでも乗れるようになるものだ。
ちなみに、今日はぜんぜん力がいらなかったので、バイクに乗るときに筋肉痛になること自体がおかしいのかも・・・。

1日2時間乗る予定になっているので、ほんとうに後3日〜4日で卒業検定までいってしまうかもしれない。

いよいよどんなバイクに乗るのかに関心が移ってきた。
まみちゃんは、先日、横浜の関内あたりでみかけた10代の女の子たちが乗っていた「全身白色の大型スクーター」がいいという。
そんなスクーターはちょっとはずかしいが・・・。

少し面白くなってきた

第一段階の練習も早くも6回目を終了。このペースだと、第一段階狩猟まで後3〜4回かかりそうだ。早い人なら5回でパスするのに。
全工程で倍くらいかかってしまうかもしれないが、ちょっと楽しくなってもきた。
ちなみに、まみちゃんの方は一足先に第一段階をクリアした。

今日の教習で、一本橋はなんとか渡れるようになった。

悪いのは大型自動二輪特有のコースがきつくなっている小回り部分。
まだ時折、失敗して足をついてしまうが、乗りやすさが変わってきた。
低速で鋭角で曲がるときには体の芯をバンクさせないことが重要だということがわかった。
それと、ハンドルを積極的に使うこと。

例えば鋭角に曲がる左折。
右手が一杯伸びるし、左手はタンクに引き付ける。
ニーグリップとステップに体重をかけていること。体は中心のまま、わずかにひねり、上からバイクを押さえつける感じ。
クラッチとアクセルがうまく調整できているときはうまくいく。

スラロームはバンクさせたときに、だいぶハンドルを曲げることができるようになったが、まだまだつながりが悪くギクシャク。アクセルがまだ粗い。

第二段階の練習だが、悪路用の立ち姿勢の練習をやった。驚いたのは、タンクの上に立つような感じであること。
「はい。立ち姿勢をとってください」と教官がいうので、ステップの上に垂直に立ち、ちょっと腰をかがめてよっこいしょっとハンドルを持ったら
「それだと多分バイクから落ちます」と。
自分のとっていた姿勢はへっぴり腰というわけだ。驚いた。これまで、悪路もそれでなんとなく乗り越えてきたんだけども。

正しい姿勢は、膝をやや曲げまま、前に出してタンクを締め付ける。これで面白いように曲がれた。上体のひねりをうまく使う。
でも、僕にとってはかなり長時間だったので、めっちゃ足が疲れ、苦痛で顔がゆがんだ。
帰ったら足がパンパン。50代からの大型二輪は、そのままでスポーツでもある。

いつまでかかることやら・・・

大型スクーターの体験については今日無事終了した。
覚えてくるように言われたコースについては予習のかいあって完璧だった。

今日やったハイライトはなんと言っても急制動。
バイクの急制動の課題は、40kmから停止線ぎりぎりまでエンジンブレーキで粘り、停止直前にクラッチを切るというものだ。
ギアは3速のまま停止しなければならない。

僕は急制動の際に停止直前でチョンチョンと1速にシフトダウンしてしまう。3度やって3度ともそうなる。
13年ほどマニュアル車にのっていないけれども、なぜかそういう癖になっている。
今度こそと意識していたつもりなのに、停止するたびにチョンチョンとシフトダウン。うっそー!と思う。
4度目にやっとできた。運動神経というよりも頭が悪い。

「見極め」というのは充分な技量が獲得されたかどうかを教官が総合的にアセスメントして次段階に進めるかどうかを判定することらしい。
ひどい日本語をこのブログで乱発している自分が言うのもなんだが、日本語は微妙なニュアンスを伝えるために極めて適している。

クランクでまた教官の操縦するバイクの後ろに乗せてもらった。
教官はバイクのグリップとクラッチレバーをハンドルの下から握り、
半クラッチ状態を後座席の僕からよく見えるようにして
二人乗り状態でクランクを通り抜けるデモンストレーションを行ってくれた。

クランクの途中で半クラッチ状態のまま、もちろん足も着かず、静止状態に何度もなる。
「パイロンをこのように確認する必要はありませんが、よく意識してください。」
と、左右のパイロンを見る動作もつける。
スタンドでバイクを支えているかのような静けさ。

見事なデモを見たので自分もうまくなると思ったが、その後自分で運転すると、前よりもバランスが酷くなった。
でも、クランクではバイクをまったくバンクさせないんだということはよく理解できたように思う。

バイクの運転はほんとうに難しい。
大型自動二輪の教習は4回終了して、確実にできるようになったのはエンジンをかけることぐらい。
これからいつまでかかることやら・・・・。

キャラクターの違い

普通二輪のオートマ免許に挑戦しているまみちゃんは、今日はまだ第一段階をクリアできなかったようだ。
これまで50CCの原付も乗ったことがなかったので、そりゃもうたいへん。
でもその後は転倒して怪我をすることはなくなってきたらしい。

はじめは8の字は一生無理と思ったとのことだが、だんだんできるようになってきてとても面白いという。
「新しいことを覚えるのだからあ、これもレジャーと思って」
とあくまでもあっけらかんと教習を楽しんでいる。
なんでも明るく楽しめるというのは、彼女の力の源泉だ。

彼女の入校のとき、マニュアルよりもオートマの方が時間数も少ないのでいいかもと思ったのは失敗だった。
マニュアルにしておけば良かった。
だいたい、彼女の場合、背筋力は学生のころとはいえ、彼女は180kg、握力35kg、垂直飛び60cmは飛べる脚力はあった。
日ごろからヨガとかやっていて、体のやらかさや筋力もある程度維持しているので400のバイクは楽勝で起こせる。
であれば、バランスをとるのはスクーターよりもマニュアルの方が絶対簡単だ。バイクとしても面白いし。

僕は卒業検定のコースをスクーターで走るのでコースを覚えてくるように言われた。
そこで、部屋の中でイメージトレーニングをしている。
床に小さなカンニング用のコース図を置き、
後ろを見てバイクをまたぎ、
イメージだけのバックミラーの角度を合わせ、
両手をハンドルを持つような形にし、
ちゃんと左右の安全確認しながら
部屋の中を右折したり左折したり、スラロームをしたり一本橋を渡ったりして
コースを頭に入れている。

そんな僕を見て、まみちゃんは、「すごいまじめだあ」と笑う。
僕の場合は、教習でできるだけ失敗しないようにと思っているだけだが、
やはり失敗したくないと言う見え張りなのかもしれない。

全般的にいえることは僕が通っている学校の教官は理論家で緻密な教え方をしてくれる。
まみちゃんの学校は楽しさを優先した教え方をしてくれる、というか、かなり大雑把な教え方をする。
これは校風の違いなのか、免許の種類の違いなのか、はたまた、生徒の違いなのか・・・。

教習2日目

今日は大型二輪の教習はお休み。そこで、今日は昨日の復習をしてみる。

教官に
「いつもバイク乗ってますか」と聞かれた。
「いえ、10年ぶりくらい。スクータばっかり。」と答えると、
「やっぱりね」と来た。要するにマニュアル車の乗り型になっていないということなのだ。
そのスカイウェーブも3年で2000kmしか距離がでていない。

第一に運転姿勢が高いこと。
これは座高が高いという意味ではない。
低速走行の場合、どうも背はやや丸め、前傾を強めた方がバランスがとりやすい。
姿勢が高いので、肘が伸び、ハンドル調整やアクセル開度の微妙な調整がやりにくくなる。

第二にターンのきっかけを作れていない。
原因としてはニーグリップをしっかりとしていないこと。
この際、バイクから上体が離れているのでどうしてもターンが甘く見なる。要はこわがって逃げてるんだね。(教官談)
左にターンするとき、右の膝をグッとタンクに押し、左のステップに荷重。これを一気にやるとターンのきっかけが作れる。

第三に、アクセルワークが粗い。
アクセルを開けるとき、アクセルの遊びの最後、まさにスロットルが空く寸前のところにスロットルをあわせているべきなのに、
遊びの真ん中からアクセルを開けるので、どうしてもアクセルが粗くなり、挙動にギクシャクが生まれている。

第四に、低速時や回転時に目線が近い。
さすがに外周で目線が近いことはないが、低速であっても遠くの目標に合わせると、バランスをとりやすくなる。
スキーでもヨガでもそうなんだけど、バイクになると忘れていた。

二回目の教習で、低速走行しても転倒まではしないだろうなというくらいにはなってきた。
低速走行や一本橋はまだ全然、不安定なんだけれども、上記の四点ができたときにはうまく行く。

教官は繰り返し上記のガイダンスを出してくれる。
まさに「何度行ったらわかるんだ」状態なのだけれども、ぜんぜんあきらめずに淡々とガイダンス。

教官のガイダンスの意味が理解できてから、バイクがうまく操作できるのではない。
繰り返し同じガイダンスが出るので、なんとかそうしようと、バイクと体を動かそうとする試行錯誤数が増える。
チャンスが増え、偶然うまく行くと、ガイダンスが一連の操作系のシンボルとして定着していく・・・・。そんな感じ。

50分の教習時間中、ほとんど半クラッチばかりだったので左腕と指が疲れ、繊細な操作が無理かも状態になって時間終了。左腕も弱っちい。

一回目の教習では
「自分には無理かもしれない」
「やはり年のせいか」
「こんな年になってやることなのか」
といろいろ思ったが、なんとかできるかもしれないという気になってきた。教官に感謝。

スカイウェーブ400に乗ってみると、軽い。ニーグリップがないので不安だ。前よりスクーターが下手になってしまった気がする。
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Profile

まーくん

2007年の夏に二小型船舶級をとりました。2008年1月一級に合格。
かみさんと娘の3人家族。
核家族なのに車、バイク、ボート、自転車、インラインスケートなど誰がどのように乗りこなせばいいのかわからなくなっている乗り物馬鹿。
2008年5月小樽〜横浜BMへの回航が成功。これからも長距離クルージングを追及していこうと考えています。

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